レジオネラ対策の概要
レジオネラ症ってどんな病気なの?
レジオネラ症は、レジオネラ菌によって引き起こされる感染症です。
「レジオネラ菌」には多くの種類があり、総称としては「レジオネラ属菌」が使われます。感染経路は、主にレジオネラ菌に汚染された水(温泉水)やエアロゾル(霧状の水)を吸入することによって引き起こされる感染症です。
主な症状は、悪寒、高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などが起こり、呼吸器症状として痰の少ない咳、少量の粘性痰、胸痛、呼吸困難などが現れ、症状は日を追って重くなっていきます。胸痛、水溶性下痢、意識障害、歩行障害を伴い、死にいたる場合もあります。潜伏期間は、通常1週間前後です。
レジオネラ症の感染源は? また、その対策は?
感染源として最も懸念されるのが入浴施設です。
2002年7月には宮崎県日向市の日帰り入浴施設で、これまでで最悪のレジオネラ症集団感染が起こりました。疑いも含めた患者総数295人、うち7人死亡、他疾患により1人死亡、さらに日向保健所の衛生環境課衛生係長が自殺するという惨事になり、大きな社会問題となりました。
以来、入浴施設においてレジオネラ対策は必須事項であり、対策として以下の項目が挙げられます。
- 浴槽水の入れ替えを毎日行い、併せて清掃を必ず実施する。
- 循環式浴槽は、自主検査の結果により適宜清掃を行う。
- 浴槽水に消毒を行う。(温泉の場合は、成分をよく考慮する)
- ジェットバスやシャワーには、浴槽の湯を使用しない。
- シャワーのノズルを清潔に保つ。
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